English 日本語

助産師の声



母乳のこと

〜がんばろうとしているお母さん応援します!〜

産まれて20分ほど経つと、赤ちゃんはもぞもぞ口を動かしながら、おっぱいを探し始めます。そしてパクッとお母さんの乳首に吸い付く赤ちゃん。(産後すぐのBrest Crawling,
https://www.youtube.com/watch?v=b3oPb4WdycE)
 生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんのおっぱいに向かって這う驚くべサバイバル本能を持っています! お互い生まれたままの姿で行う初めての授乳は、多くのお母さんが今までに経験したことがない特別な時間を体験します。

世界保健機構 (WHO)とユニセフは、生後1時間以内に母乳育児を開始し、最低6ヶ月以上の母乳育児だけを与え、子供が2歳以上になるまでは固形食と母乳を与えつづけることを推薦しています。それは母乳育児をすることで赤ちゃんにもお母さんにもたくさんのメリットがあるからです。全世界で実施された場合、800.000人以上の子供の命を救うことができ、20.000人以上の乳がんによる死亡を防ぐことができると示されています。母乳は赤ちゃんにもお母さんにも最高のものということは、人類ががこの地球に生まれてから変わらない事実です。

母乳で育てられた赤ちゃんのメリット例:
○消化器系、免疫系が発達
有害な細菌やウイルスから赤ちゃんを守り、下痢、病気、胃腸炎、風邪、インフルエンザ、耳や胸の感染症、鵞口瘡にかかる確率が低くなり、2型糖尿病を発祥しにくくなります。
脳と神経の発達
母乳に含まれるDHAなどの長鎖脂肪酸が、赤ちゃんへの脳の発達にプラスの影響を及ぼします。

○魔法のおっぱい
ぐずったりする時に授乳することで、赤ちゃんに安心感を与え、即座に落ち着かせることができます。

母乳で育てたお母さんのメリット例:
○産後の子宮収縮を助ける
産後すぐの授乳で胎盤が押し出される役目をし、過度な失血から守り、子宮が元の大きさに早く戻ります。

○抗うつ効果
母乳育児を続けている間に愛のホルモンと呼ばれるオキシトシンが促され、お母さんを落ち着かせ、ストレスを減らして血圧を下げます。

○多くの健康面
心臓疾患、2型糖尿尿の障害のリスクを下げ、母乳育児の月数が長くなると、卵巣癌、子宮がんなど多くのがんのリスクが下がります。例えば乳がんの場合、母乳を12ヶ月分泌することで乳がんにかかるリスクが4.3%減少します。

○究極な便利さと消費
しばらくして一旦お母さんと赤ちゃんが母乳を習得すれば、最小限の手間と努力で授乳ができるようになるのでミルクを温めたり、混ぜたり、消毒したりすることはなく、また外出先でも何も必要がないので荷物が減ります。

(参考:Medela知っておきたい母乳の科学)


上記のように、母乳は母子ともに優れたものにもかかわらず、妊娠中に適切な見解や情報を得られなかったり、産後に援助を得られなかったなどの理由で、母乳育児をあきらめてしまうお母さんがたくさんいるのはとてももったいないことです。母乳を望むお母さん諦めないでください! 妊娠中に母乳について簡単に学んでいただけたらと思います。産後のお母さんのお力になれたらと思います。ドゥーラは医療者ではないので、もしも医療的問題があれば助産師さん、ラクテーションコンサルタントの方を紹介します。

ドゥーラとしてできること:
●妊娠中から妊婦さんと一緒に母乳についての理解を増やし、産後スムーズに母乳育児を開始できるように準備をします。

例えば、母乳の分泌を開始するためには、赤ちゃんに乳房をくわえてもらいリズミカルに吸ってもらって、乳房内の細胞にスイッチをいれることが必要です。そして、お母さんと赤ちゃんが肌と肌を触れ合うことで、オキシトシンの分泌を促し母乳分泌を開始します。産後直後に促されるのこの愛のホルモン、オキシトシンのレベルはお母さんの人生で一番多く分泌されますが、逆にこのホルモンの扉はすぐにしまってしまうんです。

それから例えば、出産が予定通りにいかずに帝王切開の場合でも、手術室の中でお母さんと赤ちゃんの肌と肌の触れ合いが大切になります。NICU(新生児集中治療室)に入ることになった場合でも、妊娠中から初乳を採取して赤ちゃんに与えることが可能ですし
(Colostrum Hervesting)、NICUに赤ちゃんがいる限り搾乳をした母乳を与えることは重要です。   

などなどお話しをします。

●産後(直後〜1ヶ月)母乳が思ったようにできていないかもと感じたら、お母さんから様子を聞きながら、お母さんと赤ちゃんを見ながら一緒に改善していきます。

例えば、赤ちゃんの抱き方、おっぱいのくわえさせかた、お母さんの乳首の状態、赤ちゃんのうんちやおしっこの量、赤ちゃんの舌の状態など。


以下はお世話になっているおっぱい専門の方です。

★ロンドン母乳育児相談 (イギリス)
イギリスで母乳育児相談を行われている国際ラクテーションコンサルタントの櫻井みゆきさん。特にマッサージができる日本の母乳専門家の方は稀ですし、フォローもしていただけます。https://aromammauk.webnode.jp/


★あいちょ助産院 (日本)
日本の豊中市で「あいちょ助産院」を開業されてる瀬尾愛子さん。助産師歴22年目。母乳、卒乳、断乳のことおっぱいの事なんでも相談することができます。直接尋ねられる時はまず簡単にメールで状況を伝えられるといいでしょう。その後はオンラインで。オンラインは10分五百円です。

ウエッブ:https://aicho.amebaownd.com/
メールアドレス:toneaichou3652@gmail.com

おっぱいのことをもっと勉強したいと思いこの夏あいちょ助産院を訪ねました。本当に丁寧に教えていただき、ドゥーラとして日本人のお母さんにできるおっぱいマッサージも含め、手取り足取りで伝授していただきました。おっぱいクッションの上に私の手をのせ、その上にあいちょさんの手をのせてもらい、少しずつ微細にやさしく動かしていく自分の手と彼女の手。その手の細かい動きと彼女の指をみながら、感覚を養うのは経験だなーと改めて感じました。例えば私が長年ヨーガをしながら体得し続けている感覚と同じかもなーと思ったり。愛子さんはおっぱいの職人さんです! 

その時の様子です。
https://www.instagram.com/p/Ch2JWlWproC/?igshid=MDJmNzVkMjY=

●英語になりますが、La Leche LeagueやAssociation of Breast Feeding Motherなどの母乳育児ボランティア団体ではヘルプラインを設けていて、いつでも電話での相談を受け付けています。また、各地でBaby Cafeと呼ばれている母乳育児の集いも頻繁に開かれています。母乳育児を楽しんでいるお母さんたちが集まって情報交換をしたり、悩みなどがあれば、母乳育児の専門家からアドバイスを受ける事ができる場です。初めての母乳育児では解らないことだらけで多くのお母さんが様々な悩みを抱えています。そんなときは一人で悩みを抱えず、NHSの母乳専門Brestfeeding Concelor、ヘルプライン、集いなどをどんどん利用して相談してみてください。    

ヘルプラインの電話番号
★ラ レチェ リーグ tel: 0845 120 2918

★アソシエーション オブ ブレストフィーディング マザー tel:08444 122 949

★ラ レーチェ リーグ イギリスのウエッブサイト
www.laleche.org.uk

★ラ レーチェ リーグ 日本のウエッブサイト
www.llljapan.org

★日本ラクテーションコンサルタント協会の母乳情報ウエッブサイト
www.jalc-net.jp/index.html

 

***************************************

        〜産後のお父さんへ、忙しいお母さんへ〜

産後お父さんにぜひしてもらいたいことの一番は毎日の食事です!お母さんとご自身が毎日食べるものです。お母さんの食事が赤ちゃんにもおっぱいとして伝わります。お母さんは生まれた子供のお世話でいっぱいいっぱいのため、お父さんのことが気になっても作
ことがままなりません。産前にレパトリーをいくつか増やしておかれるといいですね。
もしも今食事は全てお母さん任せのお父さんのために、とても簡単なベジタリアンレシピを紹介するインスタグラムを始めました。

***************************************

食べること

~生きることは、食べること~
世界中の当たり前である食べるということが、病気の原因にも、病気の予防にも、さらに病気の改善にも、さらに人生にも運命にさへも影響すると言われています。子供達は親から与えられる物を何の疑問を抱かず食べています。

~日本の「いただきます」~
「いただきます」には、「いのちをちょうだいします」という意味があります。いのちを授けてくれたいのちの源に対しての感謝の気持ちの表現です。同時に食事を作ってくれた人、 育ててくれた人などたくさんの人への感謝の気持ちが込められています。「いただきます」は、日本特有というのも考えさせられます。

~食の改善~
もしも今自分の食生活のバランスがとれていないなと思い当たるところがあったら、自分のため、お腹の中で育つ赤ちゃんのため、我が子のため、家族のためにも、食生活を見直してみるチャンスです。良いと思ったことを実行に移せばいいだけです。

~食の原点はお家~
食の原点は各家庭の台所です。作る、食べる、おいしいという喜びを家族で共有し、食を通していのちの尊さを感じる感受性を養うことができるといいですよね。

***************************************

「美味しく」「楽しく」「感謝」

食やダイエットに関する情報は巷に溢れています。よろしければ下を参考にしてみてください。ヨーガの基本の食のありかた、母業で感得した食生活の基本を以下に書き出しました。あまり神経質にならずに、気持ちをおおらかにもって取り組みたいものです。食事は毎日のこと。生きていくには必要なこと。「美味しく」「楽しく」「感謝」です。

〜生まれた環境に適した食事をするー日本人の場合は穀物野菜を中心に〜
歯の形や腸の長さなどを見ると動物の適応食が解ります。成人の32本のうち20本はすりつぶすための臼歯で、下あごが左右前後自由自在に動くこと、腸絨毛が発達していること、口内で最初に分泌される消化酵素の1つが、糖質を分解する酵素アミラーゼ (プチアリン)であることなどから、人の体は穀物菜食が適していると言われています。また、日本人は、古くから米を中心とした穀物や野菜を食べてきました。

〜暮らしている土地で取れた旬のもの〜
人の体は、住む土地の風土や環境と密接なつながりを持ちながら順応していきます。自分が生活している土地でとれる旬の食物を食べることにより、その土地と季節にあった健康な体をつくります。 自然はその時に人が必要な食物を作り出します。また旬の食べ物は新鮮で、栄養価も高く、おいしいです。また、地元で作られている旬の食材は安値なので経済的です。

〜できるだけ丸ごと〜
全体を食べることで炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、その他の有効成分などが捨てられることなく摂取できます。例えば、米なら胚芽も表皮も含む全体の玄米、小麦なら全粒粉の大根なら根も葉も、皮もすべてのように。

新鮮な食材〜
加工品や既製の食品などのラベルを見ると、普段聞いたことのないような添加物の薬品名がずらっと並んでいます。合成保存料や着色料などの食品添加物のほとんどは残念ながら長い目でみて体によい影響を与えません。

〜無農薬の食材があれば〜
無農薬の食べ物は、安全、味がいい、栄養価が高い、また最近では生産者がだれだかわかるなどがあげられます。近頃オーガニック野菜は手軽に手に入るようになってきましたが100%無農薬ではない場合などは、科学的な立証はありませんが酸性の農薬に対して、弱アルカリ性の重曹を使った野菜の洗い方があります。
方法:ボールに水をはり、重曹小2を入れ、野菜を30秒ぐらいつけて洗い流します。

〜砂糖は控えめに〜
糖類を必要以上に取りすぎると、免疫力を弱め、感情不安定の原因となります。

〜腹八分、よく噛んで〜
「腹八分に病なし」と言われるように、消化をよくすることは身体によい食べ方の基本です。ヨーガ/アーユルヴェーダでは、一口32回噛むことを勧めています。噛めば噛むほど出てくる唾液には、消化酵素がたくさん含まれています。この酵素は消化を助けてくれるため、身体への負担が減ります。さらに噛むことで、満腹中枢へおなかいっぱいの信号が伝わりやく、過食を防いでくれます。 

〜自分で作ってみよう〜
自分の作った料理ならば食材も分量もきちんとわかります。作っていくうちに必ず料理の腕があがります。

〜家族みんな揃ったら〜
ひとりごはんの味気なさは多くの人が経験していると思います。食べ物は家族をひとつにし、皆に笑顔をもたらします!


 


e-mail:matriyoga@gmail.com
tel/fax: 07973 830074